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シスプラチンと5-FUによる化学療法1クール実行後にもかかわらず食事が困難。横になるとむせるため、睡眠にも影響。このままでは体力が心配な為、かかりつけ医に連絡をし、前回化学療法を行った総合病院へ再入院。 点滴で水分栄養補給しながら検査を実施。担当医から抗がん剤の効果がなく、食道部が以前よりも狭くなっているとの説明があった。患部が胃との接合部に近いのでステイン装着も効果なく、むしろ胃液や内容物が逆流し他の感染症の危険が非常に高いとのこと。 そこで 1.抗がん剤をタキソテールに変更して全身治療を継続する 2.放射線治療で食道の腫瘍を小さくすることに集中する のおおむね2つの選択肢が提示された。 1.について、どれほど効果が期待できるのか?と問うと薬が効いたとしても半減する可能性は20%以下だという。 2.を選択した場合、現状抗がん剤だけでは効果のかなったシスプラチンと5-FUを併用する。タキソテールと放射線は併用できない、とのこと。 非常に明快にメリット・デメリット、それからその先の可能性を説明してくれた医師だった。 いよいよ放射線が開始されたが、喉はほぼ完全に塞がってしまい、水もほぼ飲めていない。本当に点滴だけで生きている父は、ますます小さくなってしまった。はやく効果が表れないものか。なにも食べることも飲むこともできぬまま苦しい思いのなか弱弱しくなっていく父。 窓の外に見える八ヶ岳が雪で日に日に白くなっていく。 |
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